カーテンで出来る夏の暑さ対策☆生地選びと使い方で夏を乗り切ろう
ここ数年、GWになると唐突に猛暑日などが続く…なんてことが多いような気がします。急に夏と同じくらいまで気温が上がるけど、こないだまで寒かったじゃん!と思って 心の準備ができてなくて、ちょっとエアコンをつけるのもなあと思う訳です。
というわけで、これから暑くなるお部屋の中を快適にするために、 カーテンでどんな工夫ができるかという話です。
カーテンで出来る!?夏の暑さ対策
2011年の東日本大震災以降、夏の節電意識が高まりました。そんななか、暑さを遮ってエアコンの効率が良くなるという「遮熱レースカーテン」の需要が急激に高まりました。ちなみに何故「レースカーテン」限定なのかといいますと、日差しがキツイ日中の時間帯にはドレープカーテンを閉めることが少ないからです。ずっと閉めっぱなしのレースカーテンに着目したわけですね!
遮熱レースカーテンとは?
一般に、店頭で売られている「遮熱レースカーテン」は、
①遮熱性の高い特殊な繊維を使っている
②裏面に光沢のある糸を使って光を反射している
③編地や織地を地厚で目の詰まったものにしている
などで遮熱率(そういう試験をする機関があります)を高めているものの総称です。これらは比較的そういった生地の特性を作り易い、ポリエステル主体で作られるものがほとんどです。製法上、特殊な糸形状を比較的容易に作れること、安価で糸量が多くなってもそこまでコストに響かないこと、などの理由が挙げられます。
逆に言えば糸形状もまちまち、糸自体がコストが高い天然繊維では特性が作りにくい。 ては天然繊維のカーテンでは暑さ対策はできないのか?というと決してそういうわけではないのです。
天然繊維のカーテンでも
当店で扱っているリネンカーテンで具体的にご紹介していきます。
お店で扱っている中では一番目の詰まっている、ハーフシィアーカーテンです。 前に上げた遮熱生地の要素「③編地や織地を地厚で目の詰まったものにしている」に該当します。 日差しや紫外線の遮蔽効果が高く、日中 比較的透けにくい生地です。 反面、生地が厚い分、他のシィアーに比べてやや透け感がありませんのでご注意ください。 もちろん、生地サンプルのご請求も承りますので、 気になる透け感などは実際の生地でお確かめいただけます。 ご興味が御座いましたらお気軽にご連絡ください!
ドレープカーテンでも?
ちなみに、昼間の外出時などにドレープカーテンを閉めていると、太陽光による熱を遮ったり、室内の冷房効果を逃さないという効果が期待できます。冬の寒さ対策でご紹介したようなカーテンの吊り方・選び方で、ドレープカーテンでもある程度暑さを緩和することができます。
夏の日中、お出かけして帰宅するとお部屋が熱気でモワ~~っということありますよね。
とりあえず窓をあけて、空気を入れ替えて~・・・となるところですが、そんな日におすすめなカーテンの使い方があります。
外出するときは…
ズバリ、
どうせ家に居ないなら、厚手カーテンを閉めて出かけましょう!ということです。
わざわざ言われなくても当たり前~というくらい簡単なことですが、
日中の室内の温度上昇を抑えたり、紫外線を遮って室内の日焼けを軽減してくれますので
夏の間は、ちょっと気を付けておくと効果的と思われます。
実際私は朝出かける前にカーテンを閉めていますが、
家に帰ったとき結構体感的に違いを感じます。
部屋にいるときも…
部屋にいる時も、片側だけドレープカーテンを閉めてみたりしています。
すると、窓際にいてもある程度日差しをよけることができ、結構快適です。
厚手カーテンは夜の目隠しの為のものと思いがちですが、
上手に開閉して、夏の日差しを和らげてみてはいかがでしょうか!